新米会計士補の日記
新米会計士補が日々考えていることを発信する日記。 まだまだわからないことが多いけど、 これからしっかり勉強していきます!


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立会
ほんと、今年の3月決算ではいろいろな業務を経験できました。
棚卸資産の監査もその1つです。
忘れないうちに、棚卸資産の監査手続を踏んで注意したことを書いておこうと思っています。

当たり前ですが、棚卸資産は
  数量 × 価額
で財務諸表に計上されます。
(「数量×単価」で財務諸表に計上されるのは棚卸資産に限りませんが、
棚卸資産はクライアントの複数の品目別に膨大な量が存在する場合が多いので、
この、「数量×単価」と分解することが、他の勘定よりも大事です。)
だから、数量と、価額について、それぞれ心証を得る必要があります。


数量を確かめる監査人の手続は、基本的にどの勘定の監査手続でも同じです。
ぶっちゃけて言うと、以下のようになると思います。

 ・監査人が実際に数を数えてみて確かめる。(実査)
 ・クライアントがちゃんと数を数えているか確かめる。(立会)
 ・第三者から数を教えてもらう。(確認)

まぁ、重要性によっては、クライアントから聞いて(質問)、それを信用する、、、とかもあると思います。
(棚卸資産に関して言えば、会社の財務数値に重要な影響を与えることが多いので、質問だけで終わることはないと思います。。。
棚卸資産以外を考えても、質問だけで心証を得るのはまずなく、
会社の理解や、内部統制の監査を通じての監査人の判断の下での、有効な監査手続と言えると思います。)

棚卸資産の数量を確かめる手続も、上記の3つを組み合わせて心証を得ます。
が、最もポピュラーなのが「立会」ですね。
クライアントの棚卸に立ち会って、ちゃんと数を数えて、それが正確に会計帳簿につながっているかを確かめるのが、「立会」です。
また、監査人にとって、立会は現場の倉庫にお伺いできるチャンスなので、
 ●倉庫にある商品・製品がちゃんとそれなりの価値があるものか?陳腐化や劣化していないか?要は、売れるのか?
 ●倉庫にある在庫のうち、自社の在庫が適切に計上されているのか?
  (他社の預り在庫等が在庫計上されちゃっていないか?又は、簿外資産がないか?等)
も、しっかり確かめることが大事です。

大きなクライアントは複数の倉庫を持っていることでしょうから、どの倉庫に、いつ行くかという事も大事です。
せっかく現場に行って数を数えるチャンスなのですから、数えたって意味のない倉庫や、品目を選んではいけません。
それに倉庫の中の在庫は常に動いているので、棚卸時にちゃんとあっても、肝心の期末に全然関係ない時期を選んでしまうと、
財務諸表数値とはかけ離れた数量になってしまいます。
それでも、内部統制を確かめる手段にはなるでしょうが、せっかく行くのですから、財務諸表数値につながって、
資産の実在性を確かめる手続も一緒にできたらそっちのほうが良いですよね。

実務上の注意点はちゃんと会計帳簿につながっていることを確かめることです。
ちゃんとクライアントにとって重要な倉庫を選んだのだとしたら、そこで数えた数量はクライアントの棚卸資産の数量のうち、
かなりの部分を占めるはずですが、それでも全部ではないと思います。
せっかく棚卸をしてその倉庫の資産の実在性を確かめられるのですから、他の倉庫の状況も確かめて、
会計帳簿の数量につながるまで調書に残しましょう。
(そのためには、会社の管理方法を確かめることも大事ですね。)

もちろん、棚卸を実施して、帳簿の数量と異なっているところがあればそれがきちんとあるべき数量(棚卸をして確かめた数量です!)に
直っていることを確認することを忘れてはいけません。

また、棚卸資産の入出庫(逆に言えば売上・仕入)が正しく行われていることも、せっかく現場に行ったのですから、確かめます。
そこにクライアントの在庫の現物があるのですから、やらないわけにはいきません。

まだまだ書き足らないくらい、非常に大事な手続である立会ですから、
これができないとなると、もちろん監査意見に影響します。
重要な監査手続が実施できなかった場合ですね。

書くことがいっぱいあるので、第一弾で、立会いについて書いてみました。
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